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『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ

戦国BASARAシリーズの元ネタになった史実・逸話のまとめ

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大谷吉継が小早川秀秋に言った呪いの言葉の元ネタ(俗説)

『3』の関ヶ原の戦いにて。
小早川秀秋の裏切りイベントが発生した時、義継は怒りの絶叫の後に呪いの言葉を呟きます。

悔ゆ……無道の人と事を興したることを……。 三年を出でずして……吾此恨を報ぜん……ッ!

↓すごくアバウトな意訳
「お前の非道な行いと非道な人間に加担した事を後悔しろ。 三年経たない内に、私の恨みを晴らしてやる」

※”非道な行い”とは裏切りを、”非道な人間”とは三成の敵である徳川家康を指しています。


声優さんの熱演もあり、とても禍々しい怒りが伝わってくるセリフです。
さて、この呪いの言葉は、関ヶ原の戦いて破れた義継が小早川に言った言葉というが由来です。

自害する際、小早川秀秋の陣に向かって「人面獣心なり。三年の間に祟りをなさん」と言って切腹したが、この祟りによって秀秋は狂乱して死亡に至ったという噂がある[46]。秀秋は関ヶ原の戦いの2年後に死亡した。
(引用)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E5%90%89%E7%B6%99

……という話があります。
ただ、これは俗説の可能性が高い。

大谷吉継の呪いの言葉は『関原軍記大成』という本に書かれているのですが、この本には「俗本の話だ」と書かれているようです。
義将として有名な吉継。
関ヶ原で大敗したのも、もともとは三成を助ける為に勝ち目のない戦いに挑んだからだと言われています。
小早川秀秋の死亡状況に関しても、伝わっている話は一貫性が無かったりします。
逸話や仮説の類としておいた方が良いでしょう。

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