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『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ

戦国BASARAシリーズの元ネタになった史実・逸話のまとめ

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蘭丸が貰った金平糖……実は当時の超高級品!

『戦国BASARA2』森蘭丸ストーリーにて。
謀反人・明智光秀を討った蘭丸は、褒美として金平糖一粒を与えられます。
この金平糖は『1000人倒す毎に金平糖一個』が本来のご褒美のレートなようですが、今回は光秀を討った功ということで一粒なのでしょう。

跳び跳ねて大喜びする蘭丸が微笑ましいエンディングです。




「金平糖を貰って喜ぶ当たり、やっぱりまだ子供なんだなぁ」と思った方、「あれだけ頑張ったのに一粒だけかよ!」も多いのではないでしょうか?

実はこれ、単にお菓子を貰ったという話ではありません。
当時の紙幣価値に換算すれば、とんでもない額の褒美を与えられた事になります。


金平糖一個=金塊と同価値!


当時の金平糖は恐ろしく高価だったと伝えられています。


また、砂糖は日本に年間150キロしかなく、砂糖を使ったお菓子を食べることは、お金持ちにしか許されていませんでした。そのため、権力の象徴として砂糖をつかったお菓子を出したり、金と同じくらいの価格で取引されたそうです。
(引用)http://hamaji94.tumblr.com/post/96252861903/砂糖は金と同じ価値だった信長のシェフで描かれる戦国時代の食知識が面白い


砂糖などの甘い物は、今でこそ簡単に買えるものですが、
昔は塩と同じくらい貴重なものでした。 庶民は植物の根などから甘味を取ったといいますが、砂糖には全く敵わない位のものです。


そういった時代なので、砂糖菓子のようなものは公家や江戸大名といったお金持ちくらいしか食べられません。 当然、蘭丸位の子供はまず食べられない。

つまり、そんな時代に砂糖の塊である金平糖を貰うのは、要するに金塊を貰ったも同然の事です。


疲れると甘い物が欲しくなります。 織田軍武将全員、度重なる戦で疲れきっていた事でしょう。
そんな時に砂糖菓子、しかも当時の価値で金塊同然の物を貰ったとなれば、これは蘭丸じゃなくとも跳び跳ねて喜びます。


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