忍者ブログ

『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ

戦国BASARAシリーズの元ネタになった史実・逸話のまとめ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【考察(?)】3本の爪を持つ竜は庶民の守護者? 庶民の兄貴分、伊達政宗

伊達政宗は片手3本ずつ、合計6本の刀を使う我流剣術、【六爪流】の使い手です。
そして、龍の爪の数には意味があるという事をご存知でしょうか。


(引用:http://www.inside-games.jp/article/2010/06/25/42862.html

龍は古代より紋章や刻印に使われて来ましたが、それらの所有者の身分の違いによって龍の爪の数が違います。
5本爪の龍は皇帝、4本爪は貴族、3本爪の龍は庶民です。
中国の想像上の生き物である龍は日本でも十二支の中にあってお馴染みですが、龍の爪の数が違って爪の数に意味があるということを知っている人はほとんどいません。

(中略)

3本の龍は庶民


爪の数が多くなるほど高貴な身分になります。
3本爪の龍は"庶民"を表すものです。



日本の龍は3本に統一される事が多いです。
これは当時、龍という概念が中国から日本に渡った際、『(当時)身分の低い日本に皇帝や貴族の龍を使わせるのには抵抗があった』などの説があります。

日本は華夷秩序でいちばん下だから
日本には爪3本しか許されなかったそうです。


バサラの伊達政宗は3本の刀を両手に持ちます。
つまり3本爪の龍、庶民と関わりの深い龍です。


さて、バサラにおける庶民とは誰でしょう?
言うまでもなく、東北の一揆衆を率いるオリジナルキャラ、いつきです。




伊達政宗といえば、『戦国BASARA2』におけるいつきとの絡みが印象的ですね。

いつきストーリーにて、織田軍の襲来や毛利元就の進軍を受けたいつきは人間不信に陥ります。
そんないつきを救ったのが伊達政宗です。
2のストーリーでは織田軍による農村の蹂躙に抵抗する為に一揆衆を率いて立ち上がる。快楽の為に民を虐殺する明智光秀や戦の勝利の為に多くの農村を焼き払った毛利元就の所業に傷付くが、伊達政宗と片倉小十郎に力付けられついに魔王織田信長を打倒する。


伊達政宗の兄貴分としての面はもちろん、庶民に対しても気にかけ助力する姿に惚れた人も多いのではないでしょうか。



庶民という言葉には侮蔑的な意味があります。
特に一国の主に対して庶民的などという言葉を使うのは、場合にもよりますがあまり良い意味ではないでしょう。



しかし伊達政宗に限ってはこの限りではありません。
一国の大名でありながら、庶民の事を忘れず、親身になって味方する。



おそらく伊達政宗にとっては、いかなる身分であろうと、自分の領地にいる者は全て自分の弟分と考えているでしょう。



そういう意味では、伊達政宗は立派な国主であるとともに、『庶民の龍』といえます

拍手[0回]

PR

【伊達政宗】ドラマ『戦国BASARA』の『食通の奥州人』発言の元ネタ(?)

ドラマ版『戦国BASARA』にて、武田軍と手を組んだ伊達政宗は、軍を引き連れて甲斐に出向きます。

甲斐で信玄特製のきな粉餅を振舞われるのですが、政宗は手をつけようとしませんでした。 真田幸村が詰め寄った所、政宗は『餅といったらずんだ餅だ』的な事を言います。


さらに「俺ら食通の奥州人は、甲斐の食い物に面喰らってんだ」という、お前ケンカ売ってんのかという発言をします。

いやぁ……非常に政宗らしいので良いとは思いますが。
よそ様の領地にお邪魔しているんだから、少しくらい気を使えよと言いたくなってしまいますw



さて、この『食通の奥州人』発言ですが。
製作スタッフが意識したかは不明ですが、実際に伊達政宗はかなりのグルメというか、美味いものが大好きだったとされています。


小早川秀秋並みの食いしん坊?

政宗公はかなりの食通だった。
「少しも料理心なきはつたなき心なり」との名言も残している。 これは「少しも料理の心得がない者は貧しき心の持ち主だ」という意味で、 政宗公がどれほど朝夕(当時は一日二食)の献立を吟味していたかについては、 たいへん興味深い逸話が残っている。
さらに埋葬されていた遺体を調べると、体型もかなりふくよかだったようです。
墓を暴かれた唯一の武将でもある。 
隻眼で若輩ながら才気あふれる人間だったために優男や精悍な池面というイメージが定番になっているが、骨などからの鑑定の結果とっても綺麗好きで、とっても
デ ブ
だったようだ。


※戦国BASARAの食いしん坊代表、小早川秀秋


渡り鳥を焼いて食べた・晩年の趣味は料理だった……など、料理に関する逸話が多く残っています。 ドラマのセリフ通り、かなりの食通だったようです。
と言っても、ドラマのセリフがこの逸話を反映したとは言いきれません。
ストーリーの流れ&政宗の性格的に、最初は幸村にケンカを売るくらいの方がキャラとして立っていますからね。
はっきりした由来だとは断定出来ません。
「こういう逸話が残っていますよ」程度に覚えておきましょう。

拍手[0回]

  

忍者カウンター

プロフィール

HN:
農民
性別:
非公開

PR

Copyright ©  -- 『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Material by petit sozai emi / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]