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『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ

戦国BASARAシリーズの元ネタになった史実・逸話のまとめ

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【戦わずして勝つ!】最上義光の騙まし討ちは『知略家』としての戦い方である

『戦国BASARA3』で登場した最上義光
義光の技には以下のように、騙し討ちが多くあります。


(※殴りたい、この笑顔)

・わざと体制を崩し、敵が油断した隙に突きを繰り出す。
・空を指差し、敵が注目している隙に回し蹴りを放つ。
・敵のもとにジャンピング土下座をし、油断した隙に敵を空中へ突き上げる。
・優雅に玄米茶を飲み始め、敵に隙を見せてカウンターを繰り出す。



……などなど。
騙まし討ちというと小悪党なイメージが持たれそうですが、義光の場合は掴みどころの無いキャラなので『狡猾』という言葉が似合うでしょう。。


この義光の騙まし討ちは、史実における最上義光が諜略を駆使した事が元ネタです。
 
義光の戦いの特色として謀略が真っ先に思い浮かべられることが多いが、その裏には合理性と無意味な殺戮の忌避がある。
 



謀略とは「相手を欺くような手段・方法・計画やもくろみ」を差します。

義光は単純な力と力のぶつかり合いよりも、謀略を駆使した戦略的な勝利、すなわち「戦わずして勝つ」事を重視していたようです。


1573年に最上家前当主の最上義守との間に起きた内乱、【天正最上の乱】が有名です


 
やがて義守と義光の対立が起こる。
(中略)
戦況は当初義守優位で進んだが、やがて義光が巧みな戦略で盛り返し、義光方の勝利で終わる。こうして最上家は伊達家から完全に独立し、義守と義光は和解する。 


力持ちであったため、武術に優れていたと同時に謀略・調略・説得と言った戦わずして勝つ知略を駆使した。そのため「羽州の狐」「虎将」「出羽の驍将」の異名を取る。 


『宴』では東軍の軍力を上げる作戦の一つとして、まつを人質にしようとしました。 さらに、どうしたら人が喜ぶかという『人心掌握術』に長けている一面もあるなど、「羽州の狐」と自称するだけの実力を持っています。


コミカルなキャラに隠れがちですが、これらを意識して戦国BASARAをプレイすれば知略家としての義光が見て取れるでしょう。

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