『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ
戦国BASARAシリーズの元ネタになった史実・逸話のまとめ
【考察(?)】3本の爪を持つ竜は庶民の守護者? 庶民の兄貴分、伊達政宗
- 2016/02/15 (Mon) |
- 伊達政宗 |
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伊達政宗は片手3本ずつ、合計6本の刀を使う我流剣術、【六爪流】の使い手です。
龍は古代より紋章や刻印に使われて来ましたが、それらの所有者の身分の違いによって龍の爪の数が違います。
5本爪の龍は皇帝、4本爪は貴族、3本爪の龍は庶民です。
中国の想像上の生き物である龍は日本でも十二支の中にあってお馴染みですが、龍の爪の数が違って爪の数に意味があるということを知っている人はほとんどいません。
(中略)
3本の龍は庶民
爪の数が多くなるほど高貴な身分になります。
3本爪の龍は"庶民"を表すものです。
日本の龍は3本に統一される事が多いです。
これは当時、龍という概念が中国から日本に渡った際、『(当時)身分の低い日本に皇帝や貴族の龍を使わせるのには抵抗があった』などの説があります。
日本は華夷秩序でいちばん下だから
日本には爪3本しか許されなかったそうです。
バサラの伊達政宗は3本の刀を両手に持ちます。
つまり3本爪の龍、庶民と関わりの深い龍です。
さて、バサラにおける庶民とは誰でしょう?
言うまでもなく、東北の一揆衆を率いるオリジナルキャラ、いつきです。
いつきストーリーにて、織田軍の襲来や毛利元就の進軍を受けたいつきは人間不信に陥ります。
そんないつきを救ったのが伊達政宗です。
2のストーリーでは織田軍による農村の蹂躙に抵抗する為に一揆衆を率いて立ち上がる。快楽の為に民を虐殺する明智光秀や戦の勝利の為に多くの農村を焼き払った毛利元就の所業に傷付くが、伊達政宗と片倉小十郎に力付けられついに魔王織田信長を打倒する。
伊達政宗の兄貴分としての面はもちろん、庶民に対しても気にかけ助力する姿に惚れた人も多いのではないでしょうか。
庶民という言葉には侮蔑的な意味があります。
特に一国の主に対して庶民的などという言葉を使うのは、場合にもよりますがあまり良い意味ではないでしょう。
しかし伊達政宗に限ってはこの限りではありません。
一国の大名でありながら、庶民の事を忘れず、親身になって味方する。
おそらく伊達政宗にとっては、いかなる身分であろうと、自分の領地にいる者は全て自分の弟分と考えているでしょう。
そういう意味では、伊達政宗は立派な国主であるとともに、『庶民の龍』といえます
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