『戦国BASARA』シリーズの史実・仮説・逸話ネタを解説するブログ
戦国BASARAシリーズの元ネタになった史実・逸話のまとめ
柴田勝家のあだ名『欠かれ柴田』は褒め言葉だった!?
- 2015/10/13 (Tue) |
- 柴田勝家 |
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作中の柴田勝家のあだ名『欠かれ柴田』。
柴田勝家ストーリーのモブキャラのセリフにもあります。
戦国BASARAの柴田勝家は、
「過去に謀反を起こして失敗し、以後は抜け殻のように無気力になり、与えられた命令に従うだけの覇気の無い人間に成り果てた」
……という風に描かれています。
「過去に謀反を起こして失敗し、以後は抜け殻のように無気力になり、与えられた命令に従うだけの覇気の無い人間に成り果てた」
……という風に描かれています。
作中の勝家は「人間として欠けた者」、「織田家への忠義が欠けた者」といった意味で『欠かれ柴田』と蔑まれている訳です。
下級の足軽にすらバカにされる可哀想な描写が目立ちます。
(一方、明智光秀は勝家に対しても普通に接しています。 何という人格者でしょう)
さて、この"欠かれ柴田"というあだ名ですが……。
実は歴史上の柴田勝家も同じあだ名が付けられていました。
欠かれではなく、『懸かれ』
実際の勝家のあだ名は『懸かれ柴田』。
欠かれではなく"懸かれ"です。
"懸かれ"とは「懸かる」の未然形。
ここで言うなら『攻め懸かる』の懸かるです。 先陣を切って活躍する鬼のような戦いぶりから付けられたあだ名です。
戦いでの先陣・先手の妙は柴田が一番である。
懸かれ柴田=柴田勝家合戦でも先鋒で活躍した。「懸かれ~!柴田!」って感じ。
(引用)
かかれ柴田は戦場における突進力では随一という意味のようです。
(引用)http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q13120489583
『懸かれ柴田』とは悪口でも何でもないんですね。 本来は戦で先陣を切って活躍する勝家を褒め称えたあだ名です。
読み方は同じでも、意味は天と地ほど違います。
歴史上の勝家に"欠かれ柴田"なんて言っちゃダメですよ!
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